lights, camera, action!
lyrics
前髪ゆれて 光もゆれる
カメラで写す つなぐvisual
一瞬なんだ 思い出なんだ
他人事なんだ 人間なんだ
in the flow 残された影も
find our free 去っていく風も
偽物みたいな ホンモノだ
光と煙 つかめないけど
ピントあわせりゃ みる とる うつる
ピースってなんだ 風はやんだ
他人事がなんだ それが悲しいんだ
in the pause 平和もheavenも
feel our beauty あの世の話だ
見世物みたいな ホンモノだ
そんなに勝手に とらないで
フレームつけて 切り取らないで
カメラを置いて hold me tight
僕らフラッシュじゃ 写りきらない
そんなフォーカスで 撮らないで
レンズ越しに 切り取らないで
瓦礫になっても マネタイズ
ショート動画じゃ 映しきれない
lights, camera, action!
僕ら とまらない 世界 とまらない
コトバとカンジョー 笑顔と無自覚
ハンセーとセンソー 夕暮れとmusic
in the flow カメラにのこして
feel your beauty 忘れちゃうなら
ホンモノみたいな 偽物だ
そんなに勝手に とらないで
フレームつけて 切り取らないで
カメラを置いて hold me tight
ボクらフラッシュじゃ 写りきらない
こそこそ勝手に とらないで
編集して 切り取らないで
瓦礫のなかで hold me tight
僕のコトバじゃ 語りきれない
勝手に とらないで
notes
僕は写真を取るのが下手くそだ。料理撮っても美味しく見えないし、人を撮っても魅力なんか全然写せない。目で見た方がずっといい。
写真撮られるのも下手。写った自分を見ると、「誰だコレ」ってなる。そう考えると写真家ってすごいね。
この歌詞は、テレビでやってた“戦争のドキュメンタリー”を見た後で一気に書いた。rockでよくあった反戦の歌。僕は戦争を知らない。祖母が空襲で焼け出されたくらい。それに、戦争反対かというとそうでもない。人類の歴史はいつだって戦争してるし、戦争をしたいって言う人がいるならそれも自由だと思ってる。
ただ戦争が嫌なのは、いつだって戦争をしたくない人が困ることなんだよ。弱い立場の人が迷惑被る。だから嫌なんだよ。やりたいヤツだけでやってほしい。そんなに弱いものイジメするために生まれたのか?って。
カメラもそうだと思ってる。昔はカメラが貴重だった。撮るという行為は権力的な行為だったはずだ。だからこそ専門家がいた。でも今は誰もが好き勝手に撮れる。撮るのは自由だ。権力者の悪事でも暴けばいい。でも、弱いものを晒すために撮るのはどうかと思う。
そのドキュメンタリーで印象に残ったのは、瓦礫のそばでも子供は笑顔だったことだ。撮った人は伝えたいことが あったんだろう。弱い者を守りたかったのかもしれない。全然違う理由かもしれない。
切り取り方で世界は変わる。僕の言葉なんかじゃ語りきれない。
p.s.最近AIが褒めすぎでこわい。
最初に書いたときは、ちょっと説教っぽいなと思ってて。タイトルは「ガザでござる」、ラストも“いけがみあきらじゃ語りきれない”って変えてた。それでAIにアドバイス聞いたら、ユーモアがあってイイねって言うんだよ…。いいわけねーだろ。
……って思ってたけど、深刻な問題ほどユーモアも必要なのかな。だから「戦争の歌」とか思わないで。これはあくまで“盗撮はダメだよ”って歌だから。というか、あんまり税金とか勝手にとらないでって歌だから。まあちょっとした見世物だと思って、軽く聞いてくれたらうれしいです。