線上降水帯
lyrics
豪雨 overdrive
flow overlight
降り注ぐ falling rain
豪雨 overdrive
glow overlight
降り続く falling rain
傘の骨の魚泳ぐ
アクリルの水槽みたい
たこ焼きの数えかた 知ってる?
得意げにキミはわらう
豪雨 overdrive
flow overlight
とまらない falling rain
豪雨 over dive
今度 overwrite
沿う coastline
starglide
雨に取り残された二人
銀色のトンネルみたい
もしも流されたらどこまで
行くんだろう と笑う
雨に溶けて 漂う声の
境界は にじんで消える
どこか遠く 知らない岸へ
小さな舟は 流されてゆく
豪雨 overdrive
flow overlight
ふりやまぬ falling rain
豪雨 over dive
今度 overwrite
沿う coastline
starglide
雨に溶けて 漂う声の
境界は にじんで消える
どこか遠く 知らない岸へ
小さな舟は 流されてゆく
豪雨 overdrive
flow Overlight
ふりやまぬ falling rain
豪雨 over dive
今度 overwrite
沿う coastline
starglide
notes
たこ焼きの数え方は「舟(フネ)」らしい。えっ、いつから?
大雨のことを線上降水帯と呼ぶらしい。えっ、いつから?
いやホント線上降水帯っていつからだろう。割と最近な気がする。それにしても線上降水帯って歌いにくそうな響きだよね。たぶんメロディつけづらい。豪雨overdriveとかじゃダメですかね。ちょっと何言ってるか分からないって?でもちょっと良くわからないカタカナ英語ってJ-Rockっぽくないですか?
センジョーコースイタイ → サンズアーコーストライ → そう coastline とソラミミにより変化していき、この歌詞に落ち着いた。coastline=海岸線。海と陸の境界なのかなと。それで最初は、恋する二人の距離が、雨によって近づいて…境界が溶けるみたいなラブな歌詞にしようと思って書いたんだけど、なんか歌にした後で読み返してみると、書いてた時のキモチとは違う印象を感じて。
境界って二人の間の話だと思ってたけど…とか、降り止まない雨とか知らない岸って、とかね。小さな舟で旅立つ二人ってのもロマンスだと思って書いたけど漂流でもあり別れでもあるかもしれない、全然違う印象もあるなと。途中でそう思いはじめ、あえておんなじ歌詞を2回繰り返すことにしました。うん、分かりづらいね。
でも、おなじ言葉でも感じ方が違うってのは、読み手の楽しみ方の一つということを再認識したし、それはまた書き手の楽しみでもあると。製作と消費の境界線が滲んで消える。あと、たぶんだけどよくわからない英語混じりが、いい意味で余白を作ってるんだと思う。今度overwrite?starglide?やっぱり、ちょっと何言ってるかわからない。自分でも説明できないし。
日本語だけでもそんな余白つくれたら楽しいだろうな。意味と余白と行間。そんな境界が滲んで消えるやつ。どこか遠くの知らない岸。その時やっと言葉がウタになれるのかもしれないね。小さな舟は流されてゆく。